個人事業と会社を比較した場合、どうしても会社の方が対外的なイメージは良いという現状があります。「イメージが良い」すなわち「社会的信用が高い」ということです。そのため、融資を受ける際にも有利に働くことが多いのです。
それだけでなく、ある程度事業規模が拡大した時には、税金面でも会社の方にメリットがあります。個人事業で課税所得が1800万円を超えた場合、約50%を税金として納税しなければいけませんが、会社の場合、法人税率は30%で、これに他の税金を加えたとしても約40%です。他の控除が加わればさらに納税額を抑えることも可能です。そのため事業規模が拡大した時には、「納税対策」という観点からも法人化を検討されることをおすすめします。